サポーターコラム
Supporter column
年々深刻化する空き家問題を受け、近年多くの自治体が様々な取り組みを行っています。
自治体の取り組みの成果が垣間見え、増加スピードは以前に比べるとゆるやかになってきている自治体もあれば、依然として空き家が増え続けている自治体もあり、まだまだ看過できない状況には変わりがないようです。
空き家を所有していても活用しなければただの「モノ」となってしまいます。
大切な資産である空き家を、可能な限り有効に活用して利益を得てみてはいかがでしょうか。
現在ご所有の空き家は以下の何れかになると思います。
・賃貸向けの住宅
・売却用の住宅
・別荘やセカンドハウス等の二次的住宅
・上記住宅のような用途が定まらないその他の住宅
5年毎に行われる“住宅・土地統計調査(平成30年)”では、前回の調査時より「賃貸向けの住宅」「その他の住宅」が増加しているようです。
中でも「その他の住宅」は用途が決まっていない為十分に管理が行き届かずに、周辺地域の生活環境を脅かすような状況に陥る可能性が高いと言われています。
どのような活用法を選択しても、不動産を所有していく中では毎年の税金の支払をはじめ、所有者としての責任が生じます。
不動産管理の手間を負担に感じる場合は、思い切って売却してしまった方が楽かもしれません。運用・売却のどちらが利益を得られるか考える必要がありますが、いずれにしてもそのまま放置することなく、処遇を早めに決めることをおすすめします。
今は誰も住んでいない空き家も、上手に利用すればその地域の活気を取り戻す一助になってくれるかもしれません。
是非色々な分野の専門家の協力を得ながら、大切な家を有効活用してください。