サポーターコラム

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Supporter column
空家における不動産鑑定士の役割について

不動産鑑定士とは、「不動産の鑑定評価に関する法律」に基づき、国家試験、実務経験を経て国土交通省に登録された不動産の価格及び適正な利用についての専門家のことです。

 不動産鑑定士は、地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、その評価額を判断します。つまり、不動産鑑定士は不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な利用についての専門家でもあります。

したがって、不動産鑑定士は、不動産のエキスパートとして、広く個人や企業を対象に、不動産の最も有効な活用方法や相続等に関するアドバイス、土地の開発計画のカウンセリングなども行っています。

また、平成27年9月20日に出版された、『空家等対策特別措置法の解説(大成出版)』の中で「空家等対策計画の作成及び変更並びに実施に関する協議を行うための協議会の構成員」として、弁護士、司法書士等とともに、不動産鑑定士が明記されるに至っております。

上記より、不動産鑑定士は、相続税等の対策に基づく鑑定評価はもちろんのこと、その市場性や地域社会の動向等を十分に吟味し、それぞれの空家の個別性も十分に把握したうえで、売却や賃貸等の最適なご提案を行うことができます。

「空き家どうする?サポーター」のご紹介
若杉不動産鑑定
若杉和宏(わかすぎ かずひろ)
専門分野
不動産鑑定不動産コンサルタント
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