私たちは、高齢者の住まい探しを専門とする事業者として日々、高齢者ご本人やご家族の相談に対応させて頂いております。今お住まいの自宅での生活が困難になられた高齢者の方が老人ホーム等に入居を検討する際に直面するかもしれない「空き家・空き室問題」に備えるため、事前に知っておくと参考になる「高齢者の施設探し」のノウハウやお役に立てる情報をこちらのコラムでご紹介させて頂きます。以前の私のコラムで、「老人ホーム」と一口に言っても10種類程度存在すると説明させて頂きましたが、今回のコラムでは、そのうちの一つ「シニア向けマンション」（法律上は介護施設ではない）について説明させて頂きます。

シニア向けマンションは、高齢者が安心して暮らせるよう設計された住まいです。法律上は「介護施設」ではなく、一般住宅に分類され、バリアフリー構造や緊急通報装置、24時間体制の管理人・コンシェルジュサービスなどが備えられている物件も多くみられます。食堂や大浴場、フィットネスルームなど共用スペースが充実し、医療機関との提携や見守り体制が整えられているところも多いです。介護が不要なうちに安心な住まいへ移りたい方や、便利な立地に住み替えたい方に向いており、「自由な暮らし」と「安心のサポート」を両立できるのが特徴です。引き続きよろしくお願い致します。